ifUhack

Ordinary to Extraordinary

Strats From Here

If You Hack Yourself.

How To Learn English Not Like Ordinary.

 

York University

 

 私は大学4年間で、英語を話すことができるようになった。海外に留学したこともないし、旅行で訪れたこともない。大学に入学するまでは、日本人全員が受けてきた英語の授業しか知らない。

 

 私は、教育学部に通っていた。もともと高校では理系だったのだが、大学1年生の教養で受けた英語の授業が面白く、英語教育の学科に進んだ。その授業では、ニュージーランド出身の先生が英語を教えてくれる。ただし、英語しか話してはいけないというルールがあったのだ。しかし、当時授業を受けても、英語を話すことができるようになったのは私だけだった。人と違う勉強をしたから、英語を話すことができたと思う。

 

 大学受験やTOEICのような勉強を毎日繰り返していたとき、ふと違和感を覚えた。「このまま同じ勉強を繰り返し、英語を話すことができるのだろうか」と。ネットで情報を集めてみると、日本の英語教育を受けてバイリンガルになった人の話はほとんどない。つまり、自分の勉強法では、確実に失敗するということがわかったのだ。

 

そこで、国内外の成功者の例を調べてみた。

 

1. バイリンガルニュースのマミさん

 彼女の著書『MY JOURNAL』に、英語を習得するために日記を書いたことが書かれている。この本は、前半は勉強法やフレーズが書かれている。後半は、日記を書くスペースになっている。

 

MY JOURNAL ([バラエティ])

MY JOURNAL ([バラエティ])

 

 

 

2. Rachel and JunJunさん

 YouTubeの動画で、どのように英語を勉強したのか解説しておられた。まずは、短い英文を言えるようにする。そこから修飾語を増やし、長い英文を言えるようにする方法。ステップアップしていく方法が、非常に効率的だ。この動画をぜひ見てほしい。

 


3ヶ月で帰国子女を言い負かす How I learned English 3 (スピーキング編)

 

 

3. 大学で知り合ったスロベニア人留学生

 彼女は、6カ国語話せるという猛者(母+英・日・仏・独・露)。根本的に、話すこと・書くことは別と考えている。話すことは間違ってもよく、正しい言葉を話せる人は少ないということを、常に言っていた。ただし、書くことは100%間違っていけないそうだ。「そもそもあなたの話す日本語、文法的に間違ってるよ」と指摘されたことは忘れない。

 

4. 学部の教授

 第二言語習得に関する研究を行っておられる方。質問に行くと、クラッシェンという人の研究について教えていただいた。その中で、「情意フィルター」という考え方があるそうだ。不安感がある状態で、言語の習得はできないらしい。周りからバカにされたり、間違ったらどうしようと考えると、うまくいかないらしい。

 英語は楽しみながら勉強、間違いなんか気にするなと温かい言葉をいただいた。

 

5. TED

 「TED 言語学習」などで検索すると、必ず上位にくる動画。やはり、バイリンガルマルチリンガルから、コツを教えてもらうほうが早い。

 


How to learn any language in six months | Chris Lonsdale | TEDxLingnanUniversity

 


The secrets of learning a new language | Lýdia Machová

 

 

 これらに沿って勉強したところ、2年間ほどで英語が話せるようになった。ぜひ参考にしてみてほしい。そもそも、話せない人と同じ勉強をしたところで、話せない確率は高い。常識にとらわれない手段こそが、最高の結果を生み出すと信じている。